「シネコン銀座」と化した川崎に住むアドバンテージはロードショー映画が封切り日に悠々と見られること。この土曜日は前夜のユーロ2008観戦のツケで、昼過ぎに起床し、BS12チャンネルでロッテ―阪神戦を見た後、何をしようかと考えた。とりあえず、 友人のにしよこはまとーかい氏(仮名)を中華街に誘ってみたが、晩飯用に刺身を買ったとの理由で蹴られる。よってレイトショー(1200円)のチケットをネット予約して午後8時過ぎから出掛ける。作品は1月に米国出張した際、かなり現地紙で取り上げられていた「JUNO/ジュノ」。16歳の女の子が初体験で妊娠して子供を産むという「14才の母」のような設定だが、中身はまるで違う。というのは、10代の妊娠という社会問題を考えるといったテーマの映画ではないからだ。個性的な主人公の生き様を描く娯楽作品といえ、キャラクターものの「ブリジット・ジョーンズの日記」とか、痛快なセリフ連発という意味で「ビバリーヒルズ・コップ」なんかに近いと思う。ポップな味つけで楽しく見られるという点では「下妻物語」とも共通するものがある。 しっかり自分を持ち、シニカルな主人公・ジュノ。次は何を言うのかとワクワクさせる。テーマはありきたりでも、ストーリが独創的であることは間違いないし、セリフ回しやセンスも面白い。というわけで、★4つ差し上げる。 米国では評判が高く、アカデミー賞の有力候補になったこの作品も日本の一部観客には不評のようだ。確かに「反省していない」とか「無責任」とか批判したくなる気持ちも分からなくはない。だが「16才の母」とでも呼んだ方がいい作品だったとしたら、わざわざ映画館に足を運ぶ価値があるだろうか。個人的にはパス。 1つ残念なことに、鑑賞途中で腹痛と吐き気に襲われ、20分ほど中座せざるを得なくなった。フードコートの水かサラダにあたったらしい。せっかくなので、セリフのディテールを味わうためにもう一度見てもいいかも。 JUNO/ジュノ
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「JUNO/ジュノ」主人公の存在が映画を面白くする
「JUNO/ジュノ」★★★ エレン・ペイジ 、マイケル・セラ 、ジェニファー・ガーナー 主演 ジェイソン・ライトマン 監督、2007年、アメリカ、96分 ...続きを見る |
soramove 2008/06/25 22:27 |
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